トリプルルームは広くて、スタッフは親切だった。
ヴェネツィアに行く際のわたしの隠れ家にしたいのでホテル名は秘密!
アカデミア橋からすぐとだけ白状しよう。
予約したい人は仲介するので個人的にまみまでどうぞ。
ヴェネツィアの食べ物は、ローマよりもおいしい。
海の幸がおいしいからそう思うのだろう。
ヴェネツィアのプロ、友人Fに連れて行ってもらったということもあるのだろうが、
どこで何を食べてもおいしかった。
ヴァポレットを連日乗りこなした他、夕方ゴンドラにも乗った。ムラーノ島上陸
ムラーノ・ガラス細工の人形が欲しかったので、
いくつかの店を見て回った。
値下げ交渉も成功、納得した物が購入できた。
そんな中でF氏の友人ヨシコちゃんが働く店にも伺った。
ガラス工房が経営しているお店なので、しっかりした物が格安で買える。
ヨシコちゃん手作りのとーっても素敵なブルーのネックレスを気に入ったので購入。
凝った作りで、まさに世界に一つだけの物。
北イタリアから南イタリアへ
北イタリアのヴェネツィアから南イタリアのバーリまで
アリタリア航空の便を予約して乗った。
1時間弱の飛行時間なのに設備不良でやっぱり2時間遅れ。
最悪。
迎えの車を頼んでおいたのだが、
便名を知らせていなかったにもかかわらず、親切な運転手さんが空港で待っていてくれた。
バーリ空港からアルベロベッロまでは車で約1時間だ。
アルベロベッロ
本当にこういう三角帽子の家が連なっている。
ちょうど夏のカーニバルとやらのイベントが行われており、
バカンスシーズンながら町は地元の人で賑わっていた。
広場で食事をしながら夜の祭りを楽しんだ。
せっかくアルベロベッロに行くのならトゥルッロ
に泊まるべきだろう。
もちろん快適なホテル暮らしをお望みの旅行者にはすすめられない。
わたしたちが泊まったのはTRULLIDEA所有のトゥルッロで、こちらも予約のことならわたしに連絡を。
グロッテ・ディ・カステッラーナ(Grotte di Castellana)
アルベロベッロから電車Sud-Est線(第三セクター?)に乗る。
あらかじめ時刻表をプリントアウトしておいたから、
バスの代替運転があることも知っていたし(夏休み中で学校が無いため本数が少ない)、
何よりわたしはイタリア語ができるから、まだ何とかなったけど、
イタリア語のできない観光客にはかなり難しいんじゃないだろうか?
隣の駅名(Castellana Grotte=カステッラーナ・グロッテ)と極似で紛らわしく、降りるのにドキドキ。
グロッテ・ディ・カステッラーナ(Grotte di Castellana)で降りるのが正しい。
マイペースなウチの両親とわたしだからこそできた珍道中だった。
巨大な鍾乳洞
が駅から徒歩ですぐの所にあって、
日本でも満奇洞とか井倉洞とか攻めている渋いわたしたち家族には、
カステッラーナの洞窟もいい選択肢だったといえよう。
涼しいし。
ただ3kmコースを選んでしまったので、歩きすぎ、母はあとで公園でよろけてコケた。
普通の3kmと違って洞窟内の3kmは道が悪い上、
多少の上り下りがあるので注意して欲しい。
短縮コースももちろんあるのでそちらもおすすめする。
総括
わたしもそろそろ日本に帰るだろうから最後のイタリア旅行になるだろうしということで、
結婚35周年記念もあわせて両親(特に母)の希望になるべく沿うように計画した旅行だった。
ヴェネツィアの美しさを運河の上、ゴンドラから見られてたいそう喜んでいたし、
アルベロベッロでは南イタリアの変わった街の生活を垣間見ることができ、
欲しかったものも買えて、本当にいい旅行になったと思う。
とーちゃんかーちゃんお疲れ様でした!
(2009年10月)